若山牧水 上映会  2017/12/9

 平成29年12月9日(土)、中之条町ツインプラザで開催された「牧水〜あくがれのみなかみ〜」上映会に参加しました。
主催:中之条町、牧水詩碑保存会、(有)発展
監督:櫻井 顕
 この映画は、牧水の歌集「みなかみ紀行」をベースにしていて、草津温泉、花敷温泉、暮坂峠、四万温泉、沼田、法師温泉、湯宿温泉、猿ヶ京、吹割の滝、老神温泉、丸沼、そして日光湯元温泉へと旅しながら創作する姿を描いています。とにかく「山の中を歩く」「温泉につかる」「酒を飲む」の繰り返し
 詠んだ短歌の幾つかは字幕で紹介されており、印象的なのは「朗詠」。節回しというかメロディが独特で、大正時代の文化人ってこういう感じだったのかな・・と思いました。趣きがあって良かったです。
 大失恋して虚しい心持の牧水が、みなかみ(水源)を見つけて、枯葉を踏みしめながら、笑顔でずんずん歩くシーンの「けふ(今日)もまた こころの鉦(かね)を うち鳴らし うち鳴らしつつ あくがれて(憧れて)行く」という短歌に納得。嬉しい気持ちになりました。
 牧水作品を情景を思い浮かべて読んでみようと思いました。
 ※「みなかみ紀行」の「みなかみ」は、「みなかみ町」のことだと思っていたのですが、映画監督の説明文によると、若山牧水にとっての「みなかみ」とは「水源」を意味しているそうで、驚きました。


文 / 小嶋
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