音声ブラウザ対応のために、こんな点にも留意します
 
 1.強制改行とスペースの挿入に注意します

一般的に音声ブラウザは、強制改行やスペースを「文の区切り」と解釈する性質があり、特に、熟語などの途中でそれらが入った場合、分断された それぞれの語句を独立した語として読み上げてしまいます。
【例】
(1)通常の表示・・・”旅行”→ 読み上げ結果:「りょこう
(2)途中に強制改行が入った場合・・・”旅(強制改行)行”→ 読み上げ結果:「たび ぎょう」
(3)途中にスペースを入れた場合・・・”旅 行” → 読み上げ結果:「たび ぎょう
【対策】一つの意味を成す語句の途中で、不必要にスペースを入れないようにします。

 2.記号などの読み上げについても配慮します

○□+−*/々〃などの記号文字は読み飛ばすよう設定されています。例外として、「@(アット)」、「〒(ゆうびんばんごう)」、「〜(から)」などは、標準モードでも読み上げられます。

【例】こんにちは〜! (読み上げ結果 : こんにちはから
また、「%(パーセント)」のように、通常は読み飛ばされ、数字のあとに置かれた場合のみ読み上げられるものもあります。

【例】(1) さん%(読み上げ結果:さん)  (2) 3%(読み上げ結果:さんぱーせんと)
「−(ハイフン)」や「/(スラッシュ)」などは、数字と数字の間に置かれた場合のみ、特別な読まれ方をします。

【例】(1)10−15(読み上げ結果:いちぜろのいちご)⇒10〜15(読み上げ結果:じゅうからじゅうご)(2)1/5(読み上げ結果:ごぶんのいち)⇒1月5日(読み上げ結果:いちがついつか)

その他にも、英単語や単位表記など、表現に注意を要するものは少なくありません。キララ★編集局では、読み上げソフトでのチェックを実行し対処しています。